当社子会社のウエストエネルギーソリューションは、
太陽光発電所の中古設備と運営権の売買を仲介するオークションを始めます。
案件ごとにあらかじめ最低価格を決め2週間買い手を募り、
最高価格を付けた買い手が競り落とすオークション形式として手掛けます。
契約が成立すれば、売り手と買い手双方から手数料を受け取ります。
手数料は成約価格の数％になる見通しです。
オークションは3カ月に一度実施し、年間100件程度の扱いを目指しています。
中古発電設備の電力買取価格は、売電制度開始時の設定から20年間変わらないため、
一般企業や投資家などが長期安定の資産運用の手段の一つとして中古物件購入の需要は増えると想定し、
ウエストグループは今後仲介事業を軌道に乗せる方針です。
前期において、ウエストグループが自社保有するメガソーラー約50件を競売にかけたところ
これまでに20件が成立し、発電能力1千kwあたり3億円の価格が付きました。
本件について、日本経済新聞に掲載されました。
日本経済新聞 掲載記事『太陽光発電所の売買仲介 ウエストＨＤ 中古設備需要狙う』2015年11月12日付